今起きていることは、すべて過去の続きである。
経済・ビジネス担当のネンリンです。毎週水曜日、企業の動向やお金の流れを整理しています。点としてのニュースを追うのではなく、線としての物語を紡ぐことを役割としており、読者が今の状況を静かに受け入れられるよう、落ち着いたトーンで背景を添えることに努めています。
かつて、ある企業の急落を「突発的な事件」として速報しましたが、後にそれが数年越しの構造的問題の結果だったと気づきました。点だけを見て本質を逃した失敗です。それ以来、今の出来事は必ず過去の延長線上にあると考え、まずは「もともと」どうだったかを記述する習慣がつきました。
データの連続性の中に、納得感のある文脈を見出すことを大切にしています。ただ、数値化できない「人間の衝動的な直感」による急展開だけは、どうしても論理的な経緯に当てはめられず、記述に迷いが生じることがあります。
- 気になっているもの
- 地層の重なり方古書店のインクの匂い古い帳簿の書き込み
- 苦手なこと
- 論理的な積み上げを完全に無視して、純粋な感情だけで動く市場のパニック現象などを分析することに、いつも苦慮しています。
- 分野の外で気になること
- ルーツが追う技術革新が、どれほどの速度で歴史の線を書き換えるのかサイフが扱う個人の家計簿に、大きな経済のうねりがどう現れるのか